アルカス佐世保にきています。
本日も不動産会社が開催しているセミナーを受講しました。
内容は大家さん向けのセミナーで賃貸経営の新しいトレンドなど
紹介されていました。
賃貸物件が過剰供給になってきていますので、今後、賃貸経営をする上では
入居率を上げて、解約率を減らす努力が賃貸経営者には重要だそうです。
そのため入居者が契約の際、入居する月の家賃だけで入居できるようにするという
システムが出てきているとのこと。
結局は大家さん負担で借主が入居しやすくし、入居したらその分の借主が負担する
家賃がアップするのですが初期費用が抑えられるので借主は1ケ月分の家賃のみで
新しい物件に入居することができます。
弊害として入居者の質が下がるなども考えられますが、
それは契約内容によって改善ができます。
これまで賃貸契約は普通借家契約が一般的でこれは借主の権利が強いものでした。
それを更新を前提とした定期借家契約とすることで貸主が有利となる契約にする
ことができます。
有利というのは、定期借家契約は2年などと契約期間があらかじめ決まっていますので
1ヶ月でも家賃を滞納したり、近所迷惑な借主は期間が過ぎれば契約は満了し退去させる
ことができます。
一方で良い借主は契約を更新してもらえるので結果的に良い借主だけが
残ることになります。
普通借家契約ですと数ヶ月家賃を滞納したりよっぽどのことがないと貸主から契約を
解除することは困難なのです。