レインズ=指定流通機構(業者間ネットワーク)とは、
売主から専任の媒介契約をもらった場合に必ず決められた期間内に
業者が物件情報を登録しなければならないネットワークです。
専属専任媒介契約では5日以内、専任媒介契約では7日以内に登録します。
このシステムに登録することによって、売主から直接物件を預かった業者から
他の業者にその物件情報が迅速に流れます。
今は一般の方にもその情報は公開されており、ネット長崎がレインズとほぼ連動しています。
業者用としてログインするとネット長崎でも過去に成約した物件の価格を調べることができます。
残念ながらこの成約価格は業者が査定する際に使用する情報ですので一般の方には公開されていません。
このレインズの情報をもとに多くの業者は物件の情報を仕入れ、
自社の顧客に物件を紹介したり、自社のホームページに掲載することになります。
業者のホームページを見たことのある方はすでにお気づきかと思いますが、
数社のサイトで同じ物件が紹介されたりしているのは、情報源が同じだからです。
自社の集客をホームページ中心に行う場合は、より多くの物件情報を
レインズより仕入れ自社のホームページに取り込みます。
一方で小さな業者はホームページに費用や人件費をかけられないため、
お客様から条件をお聞きしてからレインズで物件検索を行い紹介します。
レインズから自社サイトに物件を自動で掲載できるソフトも開発されているようですが
数百万円単位の高価なソフトですので一般の業者では手がでません。
西日本レインズ
http://www.nishinihon-reins.or.jp/about.html