新築物件の価値は買った瞬間に約20%下がると良く言われます。
新築物件の場合は業者の利益相当分、広告宣伝費、
マンションであればモデルハウス設置費用など
たくさんの経費が含まれます。
これが20%から25%ぐらい価格に含まれており、
買った瞬間に値段が下がると言われる理由です。
日本では特に新しいものに対する価値認識が異様に高いため
多くの利益をのせることが可能です。
これを新築プレミアムなどと言います。
では、中古物件の場合はどうでしょうか?
中古物件は基本的は個人対個人の取引が多く
(不動産屋は仲介はしますが売主ではない)
個人間の売買ではあまり利益をのせるという感覚がありません。
不動産屋が適正な価格を査定し価格付けを行いますので
利益は含まれないことが多いです。
良心的な仲介業者であれば、売主にも買主にも損も得もさせない
公正な取引が行えるよう努めるのです。