住宅ローンのデフォルト(貸し倒れ)する確率は
0.2~0.3%程度と言われています。

法人向け融資は2~3%程度ですので住宅ローンは
銀行にとって10倍近く安全な資産ということになります。

住宅ローンを借りる際には、ローン保証料を金利の約0.2%分
上乗せされますが、デフォルト率から見ると妥当な数字と思われます。

しかしながら気になるのはデフォルト率とローン保証料の率が
同じであれば銀行はどこで利益を出しているのでしょうか?

それは住宅ローンを組む際に金利優遇の条件として
銀行の口座をもっていることとあります。

そうすることで給与の振込や公共料金、クレジットカード支払、
車や教育のローン、退職資金の運用、年金などのお金が銀行に
集まるような仕組みになっているのです。

銀行さんの地道な努力により、今日の住宅ローンの低金利が
実現できていると言っても過言ではありません。