接面道路との高低差については、
住宅地は一般的には接面道路よりある程度高い土地の方が、
等高な土地より快適性の面で優れていると考えらえる。
住宅地では接面道路より土地が低くなると雨水の流入、日照、通風、
見通しの阻害、プライバシーや出入りの便等より減価となる。
一方で土地が高すぎると階段や擁壁が必要となり、
それらの造成費用を考慮すると減価となることがある。
商業地では広告性や車の出入り等が直接商業収益に影響するため
住宅地よりも商業地の方が高低差は重要な評価基準となる。
標準的な高低差は+0.1~+1.0mでそれ以上でも以下でも
点数が減点される。
なお、道路の高低差は固定資産評価価格では考慮されていません。
次回は袋地について説明します。