不動産の自動査定サイト作成の状況ですが、
現在大村市全域の過去の取引データや
公示価格などから町名ごとに標準地を決め、
ポイントをつける作業を行っています。
一般的に査定は、標準地というものを定めるところから
始まります。
宅建協会が定めるものもありますし、公示価格であったり、
路線価や取引事例などから決めていきます。
その標準地に対して前面道路の状況や土地の形状、面積、
利便性などポイントを決めて総ポイントを計算します。
査定地も同じようにポイントを付けていって総ポイントを
出します。
例えば標準地が坪10万円で102ポイントで
査定地が105ポイントであった場合には
査定地の坪単価は
10万円×(105/102)=10.29万円となります。
既存の自動査定サイトは、単純にこの町名であれば
坪単価いくらからいくらで計算を行っているようですが
当社のサイトでは町名だけでなく、
接道の状況や形状、面積なども考慮して計算しますので
かなり精度が高いものになります。
建物に関しましては、リフォームの履歴なども
考慮できるように補正係数を定めています。
査定はどこに依頼しても同じ価格だと
言われる方もおられますが
計算上の査定額は一緒でも、物件が得意エリアにあるかどうか、
購入希望者のリストをどれだけもっているか、
広告や販売戦略をどうするかによっても当然提示する
査定額は変わってきます。
相場より高く査定額をご提示できることもありますし、
逆に相場よりも安くなることもあります。