校長代理ハッピーの「世の中ウォッチング」👀

こんにちは!大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。

今日はちょっと真面目なお金の話、それも皆さんがドキッとするかもしれない
「税金💰」と「AI🤖」のお話です。

最近、ニュースで「AI(人工知能)」という言葉を聞かない日はありませんよね。
実は、国税庁(税務署の親分みたいなところです)でも、
AIの導入がものすごいスピードで進んでいるんです。

特に注目すべきなのが、「2026年9月」という時期。📅

ここで税務調査の常識がガラリと変わるかもしれない、大きな変化が予定されています。
今日はその中身と、今のうちに気をつけておきたいポイントについて、
私ハッピーが分かりやすく解説します!

  1. 2026年9月、国税庁の「目」が進化する!👁️

国税庁は現在、税務調査や申告データの管理を行うシステムを新しいものに入れ替える
準備をしています。その次世代システムの本格稼働が予定されているのが、
2026年9月頃と言われています。
通称「KSK2(国税総合管理システム)」と呼ばれるものです。

これまでもコンピュータは使われていましたが、この新システムとAIが組み合わさることで、
何が変わるのでしょうか?🤔

最大のポイントは、「膨大なデータの中から、怪しい申告を自動で見つけ出す能力」が
格段に上がることです。📈

これまでは調査官という「人」の経験や勘に頼っていた部分が、
AIによる膨大なデータ分析に置き換わります。AIは疲れを知りませんし、
過去何年分ものデータや、似たような業種との比較を一瞬で行います。

つまり、「売上の割に経費が多すぎる」「毎年赤字なのに生活水準が高い」といった不自然な点を、
AIが瞬時にピックアップしてしまうのです。😱

  1. 「紙で出せばバレない」はもう古い?📄

「私はパソコンが苦手だから、手書きの申告書を紙で出しているよ。
データじゃないからAIには読めないでしょ?」

そう思っている方がいたら、要注意です!⚠️

これからの税務調査では「AI-OCR」という技術がフル活用されます。
これは、紙に書かれた文字をスキャンして、瞬時にデジタルデータに変えてしまう技術です。

つまり、紙で提出しようが電子申告(e-Tax)だろうが、すべての情報はデジタル化され、
AIの分析対象になるということです。「アナログだから目立たない」という逃げ道は、
もう通用しない時代がやってきます。

  1. 特に注意が必要なのはこんな人!🚨

では、AIによる調査強化で、特にターゲットになりやすいのはどんな人でしょうか?

✅ 副業をしている会社員の方 「少額だからバレないだろう」と思って申告していない
副業収入はありませんか? AIは銀行口座の動きや、取引先が提出した支払調書などとも
突き合わせて分析します。

✅ 海外に資産がある方 海外の銀行口座情報なども、今は国同士で交換されています。
AIは国境を越えたお金の動きも見逃しません。🌍

✅ ずっと無申告の人 「今まで税務署から何も言われていないから大丈夫」というのは危険です。
単に順番が回ってきていなかっただけかもしれません。
AI導入で効率が上がれば、これまで手付かずだった無申告者にもメスが入りやすくなります。

✅ 経費を適当に計上している人 同業者と比べて異常に交際費が高い、
プライベートな買い物を経費に入れている、といった「小さな不正」も、
AIは統計データとのズレから敏感に察知します。🙅‍♂️

  1. まとめ:正直者が損をしない時代へ✨

なんだか怖い話ばかりしてしまいましたが、
きちんとルールを守って申告・納税している人にとっては、むしろ良いニュースです。
ズルをしている人が逃げ得できなくなるわけですから、社会としては公平になりますよね。⚖️

大切なのは、「見られても恥ずかしくない申告」をすること。

もし、「実は申告していない収入がある」「経費に入れちゃいけないものを入れていたかも」と
心当たりがある方は、2026年を待たず、今のうちに税理士さんに相談して修正することを
お勧めします。

不動産の売却や購入で大きなお金が動く時も、税金のことはしっかり考えておく必要があります。🏠

「うちは大丈夫かな?」と不安になったら、まずはお気軽にご相談ください。
出張ふどうさんが、不動産のことからそれにまつわるお金の悩みまで、
親身になってお聞きいたします。

以上、校長代理のハッピーでした!🍀

【参考・出典元】 ・国税庁「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0」 ・国税庁「令和5事務年度 法人税等の調査事績の概要」ほか各種報道資料より