皆さんは「家の寿命」って何年くらいだと思いますか? 🤔

「30年くらいで建て替えじゃない?」なんて声も聞こえてきそうですね。

でも実は、家の寿命には**「2つの異なる物差し」**があるのをご存知でしょうか?

今日は、この2つの違いと、構造による寿命の差について、分かりやすく解説します!✨


📕 その1:税金の計算に使う「法定耐用年数」

まず、国が定めた**「法定耐用年数」**という基準があります。

これは簡単に言うと、「税務上、この期間で建物の価値がゼロになりますよ」という期間のこと。
不動産の査定や、銀行がローンの担保価値を計算する際にも参考にされる、とても重要な数字です。

構造ごとの年数は以下の通りです。

  • 木造:22年
  • 軽量鉄骨:27年
  • 重量鉄骨:34年
  • RC造(鉄筋コンクリート):47年

構造が頑丈になるほど、この年数が長くなるのが分かりますね!💡


🏘️ その2:実際に住める期間「物理的寿命」

次に、建物が物理的に持つ**「実際の寿命目安」**を見てみましょう。
これが「物理的寿命」と呼ばれるものです。

  • 木造:30年 ~ 80年
  • 軽量鉄骨:30年 ~ 60年
  • 重量鉄骨:50年 ~ 60年以上
  • RC造:60年 ~ 100年以上

見ての通り、法定耐用年数よりもずっと長いですよね!😲
特にマンションなどに多いRC造は、コンクリート自体が非常に長持ちする素材なので、
100年以上持つとも言われています。


🛠️ ここが重要!寿命を決めるのは「構造」だけじゃない!

ここで一番お伝えしたいのが、「メンテナンスで寿命はもっと伸びるよ!」 という点です。

例えば木造住宅。法定耐用年数は22年と短いですが、こまめに屋根や外壁の塗装をし、
シロアリ対策をしていれば、80年以上住み続けることだって可能です✨

逆に、どんなに頑丈な重量鉄骨RC造でも、雨漏りを放置していれば
鉄骨や鉄筋がサビてしまい、寿命は一気に縮まってしまいます😱


📝 まとめ:大切なのは「日頃のお手入れ」

「構造」は生まれ持った体のようなもの。 頑丈な体(鉄骨やRC)は有利ですが、
健康管理(メンテナンス)を怠れば病気になってしまいます。

中古住宅を選ぶ時やご自宅の売却を考える時は、単に「木造だから」「鉄骨だから」と決めつけず、**「これまでどんな風に手入れされてきたか」という「建物の健康状態」**をしっかり見極めることが
大切です。

「うちの家の健康状態はどうかな?」と気になったら、ぜひ出張ふどうさんにご相談ください!
プロの目でお家の状態をしっかりチェックさせて頂きます!💪

以上、校長代理のハッピーでした!😊