こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。

今年も早いもので、師走の足音が聞こえてきましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日の授業(お知らせ)は、出張ふどうさんが下した「大きな決断」と
その根拠となる「客観的なデータ」、そして「新年のご挨拶」についてです。

まずは恒例の「ハッピーの世の中ウォッチング」から。
今回は少し真面目に、数字に基づいたお話をさせてください。

実は出張ふどうさんでは、今年度のチラシ配布中止テストだけでなく、
過去10年以上にわたり、あらゆる広告のテストを行ってまいりました。
その結果、「紙面広告での反響が極めて少ない」という現実に直面しております。

これは決して私たちの個人的な感覚や、たまたまの結果ではありません。
公表されている様々なデータからも、この「時代の変化」は明らかです。

まず、不動産情報の入り口となる「新聞」そのものの減少です。
一般社団法人 日本新聞協会の発表によりますと、新聞の発行部数は年々減少を続けており、
2024年には前年から約200万部も減少し、ピーク時の半分近くまで落ち込んでいます
(出典:日本新聞協会「新聞の発行部数と世帯数の推移」より)。
1世帯あたりの部数も0.5部を割り込んでおり、
紙の媒体そのものが各家庭に届きにくくなっているのが現状です。

さらに、お客様がどのように不動産情報を探しているかというデータも見てみましょう。
国土交通省が発表している「住宅市場動向調査」を見ても、
物件に関する情報収集方法は「インターネット」が圧倒的多数を占めており、
紙媒体への依存度は年々低下の一途をたどっています
(出典:国土交通省「住宅市場動向調査報告書」より)。

これらの事実からも、「チラシで物件を探す時代」から「スマホやPCで情報を得る時代」へと、
完全に社会構造がシフトしたことは疑いようがありません。
この流れは今後も加速することはあっても、戻ることはないでしょう。

こうした客観的な事実に基づき、形式だけにとらわれず、今後は本格的にデジタル化へシフトし、
皆様が普段使われているツールへダイレクトに情報をお届けする方針と致しました。

もともと当社はネット広告が得意な会社でして、
販売への影響はございませんのでご安心下さい。

そして、この流れを受けてもう一つ、重要なお知らせがございます。

これまで、皆様より温かい年賀状を頂き、毎年楽しみにしておりました。
しかし、先述したデータに基づくデジタル化への完全移行や、
環境保全(SDGs)の観点から、誠に勝手ながら、2026年(令和8年)のお正月より、
紙の年賀状によるご挨拶を控えさせて頂くことと致しました。

「えっ、ハッピーからの年賀状がないの?」と寂しく思われるかもしれませんが、
その分、このブログやSNS、メールを通じて、
これまで以上にホットでハッピーな情報をスピード感を持って皆様にお届けしたいと考えております。

紙の年賀状はなくなりますが、皆様とのご縁を大切にする気持ちに変わりはございません。
時代に合わせた新しい形での繋がりを、今後とも大切にしていければ幸いです。

寒さも厳しくなってまいりますので、皆様もお体ご自愛ください。

校長代理のハッピーでした!