皆さん、こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。
12月に入り、大村の街もすっかり年末モードですね。
寒くなってきましたが、皆さんは体調を崩されていませんか?
ハッピーは今日も黄色いヘルメットと青い作業着で、元気に大村中を走り回っています!
さて、今日の授業を始める前に、恒例のこちらのコーナーから。
🍀ハッピーの世の中ウォッチング
最近、スーパーに行くと「物価が上がったなぁ」と感じることが増えましたよね。
でも、お客様のカゴの中をこっそり観察していると(怪しい人じゃないですよ!)、
ただ安いものばかり買っているわけではないんです。
「少し高くても、品質が良いもの」「長持ちするもの」「家族が喜ぶもの」には、
しっかりお金を使っている印象を受けます。
つまり、今の世の中、「価格に見合った価値があるかどうか」を、
みんなシビアに見極めているということですね。
これは、野菜一つ買うのも、数千万円の家を買うのも、実は同じ心理なのかもしれません。
🏘️「どうやったら売れますか?」への答え
さて、ここからが本題です。 私たち「出張ふどうさん」には、
売主様からよくこんなご相談をいただきます。
「ハッピーさん、どうやったら私の家、売れますか?」
「なかなか買い手がつかないんだけど、どうすればいい?」
そんな時、私はいつも、ある「魔法の質問」を売主様に投げかけることにしています。
「もし〇〇さんが買主だったとして、今のこの状態で、この金額で、この家を買いますか?」
すると、驚くことに、大抵の売主様はこう答えるんです。
「いやぁ、自分だったら絶対買わないよ!」
「だって、まだ荷物も残ってるし、壁紙も汚れてるし、この値段じゃ高いよ」
…あれれ? お気づきになりましたか? ここが一番のポイントなんです!
🙅♀️「自分だったら買わない商品」をお客様は買いません
「自分だったら買わない」と思っている商品を、
大切なお客様である買主様が「欲しい!」と言って買ってくれるでしょうか?
答えは、残念ながら「NO」です。
私たちプロの不動産会社が、自社で不動産を買い取って再販売する場合、
そのまま右から左へ流すことはまずありません。
- 「どうやったらお客様が納得して買ってくれるか?」
- 「どの価格帯なら手が届きやすいか?」
- 「どんなリフォーム(付加価値)をすれば喜ばれるか?」
徹底的に「買主様の立場」に立って考え、商品開発(リフォームや清掃、価格設定)を行ってから販売します。

🛠️売主様も「商品開発」の担当者です
これは、一般の個人の方が売主様であっても全く同じです。
「売主になる」ということは、厳しい言い方をすれば
「商品を販売するお店の店長になる」ようなものです。
「住んでいたままの状態で、掃除もしていません」
「価格は自分が売りたい希望額そのままで、相場より高いです」
これで「買ってほしい」と願うのは、少し虫がいい話になってしまうかもしれません。
もし、ご自身が「自分だったら買わない」と感じたのであれば、その感覚は正しいはずです。
そこで一歩踏み込んで、
- 「自分だったら、もう少し安かったら検討するかな?」
- 「ここを綺麗に掃除しておけば、印象が良くなるかな?」
- 「測量をして境界をはっきりさせたら、安心して買えるかな?」
と、相手(買主様)の立場に立って考えてみてください。
そうやって「商品」としての魅力を磨くことこそが、
他の物件より一歩リードした売却活動につながります。
✅まとめ:買主様の靴を履いてみよう
売却活動に行き詰まったら、一度冷静になって「買主様の靴を履いてみる(相手の立場になる)」ことが大切です。
客観的に自分の物件を見た時、そこに「買いたい!」と思える魅力はありますか?
もし「どうすれば魅力的な商品になるか分からない」という場合は、
いつでも私たちにご相談ください。
一緒に、買主様が「ここに住みたい!」と思えるような作戦を練りましょう!💪
以上、校長代理のハッピーでした! 次回もお楽しみに!
【出典・参考情報】 この記事は、大村市での日々の不動産取引の実体験と、
一般的なマーケティング理論(顧客視点)を基に作成しました。