こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、 校長代理のハッピーです🐶🏠
前回は「会社の貯金(利益剰余金)」についてお話ししましたが…
今日はさらに一歩踏み込んで、 「借金」と「現金」の関係についてお話しします✨
ここを知っておくと、 危ない会社を見抜く目が養われますよ👀
💭 借金が多い=危ない会社?
皆さんは「借金が多い会社」と聞くと、 どんなイメージを持ちますか?
「経営が苦しいのかな?💦」 「自転車操業かも?🚲」 「倒産しそうだな…😱」
と不安になるかもしれません。 一般的には「無借金経営」が素晴らしいとされていますよね。
でも実は…
銀行員や私たちプロは 「借金の額」だけを見ているわけではないのです🙅♂️
借金がたくさんあっても 「超優良企業」と評価されることもあれば、
借金がゼロでも 「危険」と判断されることもあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?🤔
🗝️ キーワードは「現金とのバランス」
ここで重要になるのが、 「自己資本比率(じこしほんひりつ)」と 「現金のバランス」です⚖️
不動産業などは、大きな土地を仕入れたり アパートを建てたりするために、 一時的に大きなお金を借りることがよくあります🏗️
そのため、一時的に自己資本比率(自分のお金の割合)が 下がることもあるのですが…
ここで重要なのが「手元の現金」です💴
以下の2つのパターンを比べてみましょう👇
🔹 パターン1:借金は多いけど、現金もたっぷりな会社
例えば… 銀行から1億円借りているけれど、 会社の金庫(通帳)には 「1億5,000万円」の現金が入っている状態です。
一見、借金1億円は怖そうに見えますが、 いざとなれば手元の現金で いつでも全額返せますよね✨
この場合、借金は 「攻めの投資(新しい店舗や土地の仕入れ)」 のためにあえて借りていることが多く、 経営は極めて健全だと判断されます⭕️
これを「実質無借金経営」と呼んだりもします。
🔻 パターン2:借金が多くて、現金がほとんどない会社
逆に… 1億円借りているのに、 手元の現金が「500万円」しかない状態です。
これは非常に危険です⚠️
もし売上が少しでも落ち込んだり、 支払いが重なったりして現金が尽きた瞬間、 会社は止まってしまいます(倒産)📉
これは、自己資本比率も低く、 かつお金の流れも回っていない状態です。
💡 まとめ:会社を見極めるポイント
つまり、会社を見極める時は 単に「借金があるかないか」を見るのではなく…
✅ 借金に見合うだけの現金や資産を持っているか? ✅ 万が一の時に耐えられる体力(自己資本)はあるか?
というバランスを見ることが大切なんです✨
表面上の数字や規模だけに惑わされず、 こうした「お金の体力」を見る習慣がつくと、 本当に信頼できるパートナーが見えてきます🤝
私たち出張ふどうさんも、 見せかけだけでなく、 財務体質もしっかり整えた 「筋肉質」な経営を心がけ、 お客様に安心をお届けしています💪✨
それでは、今日の授業はここまで。 また次回、お会いしましょう!👋
🐶 ハッピーの世の中ウォッチング
最近、ニュースでよく聞く「黒字倒産」。
実は、倒産する会社の半分近くは 「黒字」だというデータもあるんです📊
利益が出ているのに、 手元の現金が足りなくなって 支払いができずに倒産してしまう……。
家計でも同じですよね🏠 給料日前にお金がないと焦ります💦
「利益は意見、現金は事実」
という言葉があるくらい、 やっぱり最後は「現金」が大事。
年末年始、現金の使いすぎには 注意しましょうね!🎍
出張ふどうさん 校長代理 ハッピーより
出典元情報 本記事は、一般的な財務分析手法(自己資本比率の考え方、キャッシュフロー経営の重要性)および黒字倒産のメカニズムを参考に作成しています。