こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです🍀
黄色いヘルメットに青い作業着、胸にはクローバーのマーク☘️
今日ものんびり、でも真面目に、不動産の不思議についてお話ししますね。
最近、キングコングの西野亮廣さんがお話しされていた「飛行機と経済」の授業が
とても面白かったので、今日はそのお話を不動産に置き換えてご紹介したいと思います✈️

✈️ 飛行機の座席には、理由がある?
皆さんもご存じの通り、飛行機にはゆったりとした「プレミアムな席」と、
一般的な「エコノミー席」がありますよね。
もちろん、プレミアムな席は価格が高く設定されています。
一方で、エコノミー席は利用しやすい価格になっています。
西野さんの授業では、この関係をとても素敵な視点で解説されていました。
もし、飛行機から価格の高いプレミアム席をなくして、
全席を同じ条件にしてしまったらどうなるでしょうか?
飛行機を飛ばすための燃料代や維持費は変わりませんから、
その分、全体のチケット代を少し上げないと採算が取れなくなってしまいます💦
つまり、 「より快適なサービスに対価を払いたい」という方が高い料金を負担してくれることで、
「移動費を抑えてリーズナブルに旅をしたい」という方のチケット代が、
今の価格で守られている……という見方もできるんです💡
これって、誰かが損をしているわけではなく、それぞれの「大事にしたいこと」に合わせて、
うまくバランスが取れている仕組みなんですね✨
🏢 マンションも「パズル」のようにできている
実はこれ、私たちが住むマンションでも同じようなことが言えるんです。
マンションには、最上階や角部屋など、価格が高めに設定された「プレミアムな住戸」があります。
一方で、中層階や低層階は、比較的手の届きやすい価格設定になっています。
これも飛行機と同じで、眺望や広さにこだわりたい方が、
建築費の多くの割合を負担してくれている形になります🏠
そのおかげで、低層階や中層階のお部屋は、立地や利便性は変わらないのに、
コストパフォーマンスの良い価格で提供できるんです。
🤝 みんなが「いいとこ取り」できる関係
よく「階数による違い」なんて言われることもありますが、経済の仕組みとして見ると、
実はとてもよくできた「助け合い」の形なんですね🍀
- 景色やステータスを重視する方は、対価を払ってそれを手に入れる。
- 実利やコスパを重視する方は、賢くリーズナブルに暮らしを手に入れる。
どちらが良い悪いではなく、同じマンションの中で、それぞれのライフスタイルに合った
選択ができている状態です。
一見するとバラバラに見える価格設定も、実は一つの建物として成り立つための、
大切なバランスなんですね⚖️
「あのお部屋があるから、自分のお部屋がお得になっているのかも?」
そんな風に思うと、マンションの仕組みがちょっと面白く見えてきませんか?
不動産って、奥が深いですね!
それでは、今日の授業はここまで。 また次回、お会いしましょう👋
出張ふどうさん 校長代理 ハッピーより
出典元情報 本記事は、西野亮廣氏が提唱する「VIP戦略(ラグジュアリー戦略)」の一般論および、不動産価格形成の一般的な仕組み(階層別効用比率)を参考に作成しています。