こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです🍀

黄色いヘルメットと青い作業着、そして胸のクローバーマーク☘️
今日もしっかり安全確認! 現場から元気にお届けします👷‍♂️

さて、今日はちょっと難しそうな漢字の言葉が出てきます。 その名も……

「階層別効用比率(かいそうべつこうようひりつ)」

……噛みそうですね(笑) なんだか難しそう!と思ってページを閉じないでくださいね💦

実はこれ、マンション選びをとっても面白くする「魔法のルール」なんです。
今日はこれを、皆さんが大好きな「コンサートのチケット」に例えて解説しちゃいます!🎤


🎵 マンションは「ライブ会場」と同じ?

皆さんは、好きなアーティストのコンサートや、スポーツ観戦に行ったことはありますか?

会場にはいろんな種類の席がありますよね。

  • アリーナ最前列(SS席): 5万円 アーティストの汗まで見える!大迫力!🤩
  • スタンド席(S席): 1万円 全体が見渡せて、音もいい感じ🎵
  • 2階席の後ろ(B席): 5,000円 アーティストは豆粒みたいだけど、同じ空間で盛り上がれる!✨

これ、同じ会場で「同じ音楽」を聴いているのに、値段が全然違いますよね。
なぜでしょうか?

それは「満足度(効用)」が違うからです。
「近くで見たい!」「特別感を味わいたい!」という満足度が高い席ほど、
値段が高く設定されています。

実は、マンションの価格もこれと全く同じ仕組みで決まっているんです🏢


📈 「階層別効用比率」=「席のランク」

マンションで言うと、こうなります。

  • 最上階(SS席): 景色最高!誰にも邪魔されない!だから値段はお高め💰
  • 中層階(S席): ちょうどいい高さで、お値段も標準的。
  • 1階・低層階(B席): 景色はそこそこだけど、エレベーターを待たなくていいし、お値段はリーズナブル!👛

この「階によって違う満足度(効用)」を、計算して数字にしたものが「階層別効用比率」なんです。

「1階を100としたら、最上階は景色がいいから120の価値があるね!」 というふうに、
点数をつけて価格を決めているんですね。


🤝 みんながハッピーになれる仕組み

もし、コンサートのチケットが「全席一律 2万円」だったらどうなるでしょう?

後ろの席の人は「遠いのに高すぎる!」と怒りますし、
最前列の席は「安すぎる!」と奪い合いになって大混乱です💦

高いお金を出してでも「最高の体験」をしたい人。 なるべく出費を抑えて「気軽に参加」したい人。

この両方の人が納得できるように、価格に差をつけることで、
会場(マンション)全体がうまくいっているんです✨

そう考えると、 「最上階が高いのは、SS席料金を払ってくれているからなんだな〜」
「私はコスパ重視のB席(低層階)で賢く暮らそう!」 なんて、
自分にぴったりの選び方が見えてきませんか?


🍀 あなたはどの「席」を選びますか?

不動産探しは、人生というライブの「席選び」です。

見晴らしにお金をかけるのか、 それとも、浮いたお金で美味しいものを食べるのか。

「階層別効用比率」なんて難しい言葉ですが、
要は「自分にとって一番心地いい席はどこ?」という問いかけなんですね。

ぜひ、あなたにとっての「特等席」を、私たちと一緒に探していきましょう!

それでは、今日の授業はここまで。 また次回、お会いしましょう👋

出張ふどうさん 校長代理 ハッピーより


出典元情報 本記事は、不動産鑑定評価基準における「階層別効用比率」の概念および、一般的な価格差別(プライス・ディスクリミネーション)の理論を参考に、コンサートチケットの事例を用いて平易に解説したものです。