みなさん、こんにちは!大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。
よく街中やネット広告で**「未公開物件あります!」**という言葉を見かけませんか?
「自分だけが知れる特別な情報かも!」とワクワクしちゃいますよね。
でも、プロの視点から言わせてもらうと、
実は「ずっと未公開のまま」という物件はほとんど存在しないのが現実なんです。
今日は、そんな「未公開物件」の正体について、その裏側を詳しく解説していきますよ!
📑 目次
- 不動産屋の基本は「みんなに知らせる」こと
- 昔と今の販売スタイルの違い
- 「未公開」の正体は1~2週間のタイムラグ
- ここが注意点!未公開物件は「お買い得」とは限らない?
- 良い情報を手に入れるためのコツ
- まとめ
1. 不動産屋の基本は「みんなに知らせる」こと
まず大前提として知っておいてほしいのは、不動産屋さんのルールです。
売主様から「家を売ってください」と依頼されたら(媒介契約を結んだら)、
基本的には速やかに情報を公開して、広く買い手を探す義務があります。
もちろん、「近所に知られたくない」という売主様もいらっしゃいます。
でも、条件が固まっていない段階で紹介するのはリスクがあります。
なので、しっかり調査して、契約を結んでから募集をスタートするのが基本なんです。
不動産業界には「千三つ(せんみつ)」という言葉があります。
千の話のうち、まとまるのは三つくらい、というほど契約は難しいもの。
だからこそ、ネットで多くの人に情報を届けて、その中からたった一人の買主様を見つけるのが、
今の不動産屋の本来の仕事なんですね。
2. 昔と今の販売スタイルの違い
- 昔のスタイル
来店した人だけにこっそり紹介したり、営業マンが足で稼いで販売したりしていました。 - 今のスタイル
インターネットでの公開が主流です!
情報を隠すより、オープンにした方が、売主様にとっても早く・高く売れるチャンスが
広がる時代なんです。
3. 「未公開」の正体は1~2週間のタイムラグ
では、なぜ「未公開」という言葉が存在するのでしょうか?
💡 ここがポイント!
その正体の多くは、物件を預かってからネットに掲載するまでの**「調査・準備期間」**にあります。
役所調査、写真撮影、図面作成などで、売り出しまでには1週間から2週間ほどかかります。
出張ふどうさんは鮮度命なので2,3日後にはきれいにラッピングされて即公開ですが笑
この「まだネットに載っていないわずかな期間」に、
- たまたまお店に来られた方
- 事前に「こんな物件探してます」と登録されていた方
こういった方が、運よく情報をゲットできる可能性があるんです。
これが、本当の意味での「未公開」と言えるかもしれませんね。
4. ここが注意点!未公開物件は「お買い得」とは限らない?
ここ、すごく大切なことなので覚えておいてください。
⚠️ 注意!
公開前の物件は、実は**「少し割高」なケースが多い**んです。
なぜかというと…
- 公開直前:「もしかしたら高く売れるかも!」という売主様の期待が一番大きい時期。
いわゆる「売主様の言い値」になりがちです。 - 公開後:数ヶ月売れなければ、「そろそろ価格を下げようか」と相場に近づいていきます。
「未公開だから安くて良い物件!」というわけではないのが、難しいところですね。
5. 良い情報を手に入れるためのコツ
じゃあ、どうすれば良い情報を早くゲットできるの?と思いますよね。一番の近道はこれです。
👉 あらかじめ不動産会社に希望条件を伝えて、「物件探しリスト」に入れてもらうこと!
ネットに載る前の、わずかなタイムラグの間に連絡をもらえるような関係性を作っておくのが、
賢い探し方ですよ。
ちなみに当社では売りたいお客様、買いたいお客様の登録者数は
合計で1700名となってます驚(2025年12月現在)
6. まとめ
今日の授業のポイントをおさらいしましょう。
- ずっと「未公開」の物件はほぼ存在しない。
- 未公開の正体は、ネット掲載までの「準備期間(1~2週間)」。
- 未公開物件=安いとは限らないので要注意。
- 良い情報は、不動産屋に事前登録して待つのが一番の近道!
編集後記:ハッピーの世の中ウォッチング
最近はスマホ一つで何でも情報が手に入りますが、
不動産の世界では「情報の速さ」よりも「正確さ」や「信頼関係」がやっぱり大切だなと感じます。
甘い言葉に惑わされず、じっくり腰を据えて、自分にぴったりの物件を見極めていきましょうね。
大村市での住まい探しがハッピーなものになるよう、これからも応援しています!