大村市の初心者向け不動産売買専門学校、校長代理のハッピーです。

前回の「年収編」では、大村市でマイホームを手に入れるための
最低ラインについてお話ししました。
しかし、年収が基準を満たしていても、
審査の合否を大きく左右するもう一つの要素があります。
それが「職業(属性)」です。

なぜ、同じ年収400万円でも、審査にすんなり通る人と、難航する人がいるのか。
今回はその裏側にある、銀行独自の評価基準を「お金の授業」として詳しく解説します。


1. 銀行が「職業」を見る真の理由

住宅ローンの返済は、多くの場合35年という長期間にわたります。
銀行が最も恐れているのは「現在の年収が高いこと」ではなく、
**「将来、その収入が途絶えること」**です。

そのため、審査では以下の3点が厳格にチェックされます。

  • 収益の安定性: 景気に左右されにくい仕事か。
  • 組織の継続性: 勤務先が倒産するリスクはないか。
  • 本人の定着性: すぐに仕事を辞めてしまう傾向はないか。

2. 住宅ローン審査に通りやすい職業ランキング(大村市版)

大村市の地域特性を踏まえた、金融機関の評価順位です。(出張ふどうさん推測値)

ランク該当する職業銀行の評価ポイント
Sランク公務員(市役所、教員、警察、自衛官)倒産・リストラのリスクが極めて低く、最強の属性。
Aランク医師、看護師、薬剤師、公認会計士国家資格保有者は再就職が容易であり、収入が安定している。
Bランク上場企業・大手企業の正社員福利厚生が充実しており、退職金による完済も期待できる。
Cランク中小企業の正社員、勤続3年以上の契約社員企業の業績や本人の勤続年数がより詳細にチェックされる。

大村市の特性:自衛官と医療従事者の強み

大村市には自衛隊駐屯地や長崎医療センターをはじめとする
大型病院が点在しています。
これらの職種の方は、地元銀行(十八親和銀行等)からの信頼が非常に厚く、
金利優遇(通常より低い金利で借りられること)を受けやすい傾向にあります。


3. 自営業・フリーランスが審査を通すための戦略

ランキングでは「会社員」が有利に見えますが、
自営業の方が家を買えないわけではありません。
ただし、会社員とは異なる「ハードル」が存在します。

  • 確定申告3期分の実績: 直近3年間の所得が安定していること。
  • 節税と審査のジレンマ: 節税のために所得を低く申告しすぎると、借入可能額も下がります。
  • 事業の将来性: 業種によっては、今後の見通しについて説明を求められることがあります。

自営業の方は、住宅ローンを検討する2〜3年前から
「審査を見据えた確定申告」を行う戦略が必要です。


今日のまとめ:お金の授業

  1. 「安定性」は「年収額」よりも重視される。
  2. 大村市の地場特性(公務員・医療・自衛隊)を最大限に活かすべき。
  3. 自営業者は数年前からの「準備」が合否を分ける。

自分の職業でどれくらいの優遇が受けられるのか、
具体的な数字が知りたい方は、当校の個別カウンセリングをご活用ください。

次回は、シリーズ最終回。**「なぜか審査に落ちる人の共通点」**について、
非常にシビアな現実をお伝えします。