昨夜はご近所の方をお呼びして開業祝いをさせて頂きました。
両親が農業をやっている関係で地主さんや農業委員会の方なども
出席頂いたのですが、
「良く農家だから農地を安く購入できていいねぇっ」て言われます。
これは大きな語弊があって、農業者でも農地を購入できるのは
認定農業者と呼ばれ、確か150日×8時間ぐらい農業に従事している
人しか農地を購入できないのです。
不動産屋をやりながら認定農業者になるのはまず不可能ですし、
農地を購入する際にはさらに厳しい条件があります。
例えば農産物を運んだり、大きな重機を運んだりしなければなりませんので
自宅からあまりにも遠い農地は購入できませんし、農作物の生産量を減らさないことが
求められるために転売が明らかな目的では農地は購入できません。
農地を購入しようとする人がどのような農機をもっているかや、
農作物の予定生産量も申告します。
色々と大変なんですよ。
出席された電気屋さんのお話では近々農地の一時転用も認められる制度が
検討されてきているようです。
ある一定期間は太陽電池などの設置を許可してくれる制度のようです。
しばらくは後継者がいなくても、息子さん達の中には定年したら
農業をやりたいって方が増えてきているのでこのような政策を検討している
ようです。