家賃保証には大きく分けると2つのタイプがあります。

1、初期費用として1ヶ月分の家賃等総額の8割を負担するもの

2、初期費用を1万円程度として、家賃等総額の2%を毎月お支払頂くもの

1の場合ですと、初期費用で8割負担する必要がありますが
その物件に入居している限りずっと家賃保証されます。
更新はありません。

2の場合は、初期費用を抑えられるため借主さんの初期の負担を
抑えることが可能です。

ですが、大人の事情により1のプランを進めることが多いです。

家賃保証は、借主さんが転職や失業して収入が減り支払えなくなった場合でも
保証が効きますので従来のように2年毎に賃貸契約の更新をしなくても
保証が継続されます。

更新が不要ということは、更新料を頂く必要がなくなるのです。

注意点としては、保証会社は大家さんに対して家賃を保証しますが

最終的には借主さんに滞納分の家賃を支払ってもらわなければ
会社として成り立ちません。

そこで裁判となると契約上、大家さんが借主さんを訴訟する形になりますので
大家さんに出廷頂くことになります。

そういった手間を省きたいのでしたら、
定期的に契約の更新をしておくことが必要なのかもしれませんし、

保証会社の審査能力も見極めが大事です。

また、与信が足りないときは家賃保証+保証人をつける場合もあります。

この場合は、保証人が変わったら家賃保証の審査自体をやり直しておかないと
家賃保証ができないケースが発生します。