校長代理ハッピーの「世の中ウォッチング」
こんにちは!大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。
みんな、ピカピカの新築住宅、憧れるよね! 新しいお風呂、最新のキッチン、
誰も使っていないトイレ…。
夢のマイホーム、契約書にハンコを押して、いよいよ引き渡しの日。
不動産屋の担当者から「おめでとうございます!」と鍵を受け取り、
ドキドキしながら新居のドアに鍵を差し込む。「カチャッ」と回してドアを開けた、その瞬間!
あなたの資産から、数百万円が「シュワシュワ〜」と消えてなくなっているとしたら…信じられる?
今日は、これから家を買う人なら絶対に知っておいてほしい、
不動産業界の少し怖い真実、「新築プレミアム」について、私がコッソリ教えちゃいます!
「新築プレミアム」ってなに?
あなたが支払う「新築住宅の価格(例えば4000万円)」には、
実は「土地と建物の値段」以外のものが、たーっぷり含まれているのをご存知でしょうか?
それは、ハウスメーカーやデベロッパーの「経費」と「利益」です。
テレビで流れる素敵なCMの広告費
週末に家族連れで賑わう、豪華なモデルハウスの建設費や維持費
たくさんの営業マンのお給料
そして、会社の利益
これらは全て、お客様が支払う「物件価格」に上乗せされています。
この上乗せされた部分を、業界では「新築プレミアム」と呼んでいます。
なぜ鍵を開けると価値が下がるの?
一番怖いのはここからです。 あなたが鍵を受け取り、一度でもその家に入居した瞬間、
その家は「新築」から「中古」に変わります。
すると、どうなるでしょうか? 中古市場では、先ほどの「広告費」や「会社の利益」といった、
建物そのものの価値とは関係ない「プレミアム」の部分は評価されません。
剥がれ落ちてしまうのです。
その結果、一般的に新築住宅は、鍵を開けた瞬間に資産価値が約1〜2割下がると言われています。
4000万円の家なら、一瞬で400万円〜800万円の価値が消えてしまう計算です。
これが「新築プレミアム」の恐ろしい正体です。