皆さん、こんにちは!大村市の初心者向け不動産学校、校長代理の「ハッピー」です。
本日、11月26日は令和7年度宅地建物取引士資格試験の合格発表日ですね。
受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
ネットで自分の番号を探すあの瞬間、心臓の音が聞こえるくらい緊張したのではないでしょうか。
今日は、近年の試験傾向と、そこから見える今後の対策、
そしてこれから不動産業界を目指す皆さんに、合格後の歩み方の一例として、
当校の校長の実体験を少しお話しさせてください。
まず、近年の試験傾向についてです。
特に「権利関係(民法など)」においては、
単なる暗記では太刀打ちできない問題が増えています。
判決文を読ませる問題や、事例が複雑なケースなど、
法律の条文を「どう適用するか」という論理的な思考力が試されています。
これは、大村市でも増えている相続問題や権利関係のトラブルなど、
実務で直面する課題が複雑化していることの裏返しでもあります。
一方で、「宅建業法」は相変わらず「落としてはいけない科目」です。
個数問題が多く、正確な知識が問われます。
ここを得点源にしないと合格ラインに乗るのは難しいでしょう。
これから勉強を始める方は、ニュースを見ても「これは都市計画法かな?」
「農地法に関係するかな?」と、街の出来事を法律と結びつける癖をつけると良いですよ。

さて、ここで合格された方、そしてこれから合格を目指す方に、
校長(久保)が実際に開業するまでの流れを少しご紹介します。
校長の場合、試験に合格した翌年には登録講習などを経て「宅地建物取引士証」の交付を受けました。 そして、その流れで同じ年の9月には「宅地建物取引業者」としての免許(いわゆる宅建業免許)を
取得し、10月1日に現在の「出張ふどうさん」を開業しました。
合格してから翌年の秋には開業していたことになります。
もちろん準備は必要ですが、資格を取得することで、こうして自分のタイミングで独立したり、
新しい仕事を始めたりする選択肢が大きく広がります。
不動産は、とても夢のある職業です。
資格を取ることはゴールではなく、新しい人生のスタートライン。
自分のお店を持ったり、誰かの大切な住まい探しをお手伝いしたり。
試験勉強は大変ですが、その先にはやりがいのある世界が待っています。
今回合格された方も、惜しくも涙を飲んだ方も、不動産という仕事が持つ可能性を信じて、
これからも一緒に頑張っていきましょう!私たちも、皆さんの挑戦を応援しています。
【ハッピーの世の中ウォッチング】
最近、大村市内の国道沿いを走っていると「カキ小屋」ののぼりを見かけるようになりました。
大村湾や諫早方面の冬の風物詩ですね!
炭火で焼くプリプリの牡蠣、想像しただけでお腹が鳴ります。
熱々の牡蠣を頬張る時は、まさに「幸せ(ハッピー)」な瞬間。
勉強やお仕事で疲れた脳には、美味しい地元の海の幸で栄養補給するのも大事なリフレッシュですよ。
今日も最後まで読んで頂き、誠に有難うございます。
不動産の道は一日にしてならず。一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。
それでは、明日も笑顔で宜しくお願い致します!
(参考:試験日程等は一般財団法人不動産適正取引推進機構の例年のスケジュールに基づきます)