こんにちは!大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです。
今日のテーマは「ハッピーの世の中ウォッチング」特別編、人間の心の奥底に迫ります。
皆さんは不思議に思ったことはありませんか?
なぜ、人は35年もの長いローンを組んで、数千万円もする「家」を買うのでしょうか。
賃貸でも雨風はしのげます。移動も自由です。
それでも、多くの人が「いつかはマイホーム」と夢見ます。
実はこれ、アメリカの心理学者マズローが唱えた「欲求5段階説」で説明がつくと私は考えています。
今日は、不動産購入の動機を心理学の視点から解き明かしてみましょう。

生理的欲求と安全の欲求(生きるための基盤) ピラミッドの下層にあるのが
「眠りたい」「安全に暮らしたい」という欲求です。
もちろん賃貸でも満たせますが、持ち家には「大家さんの都合で追い出される心配がない」
「自分の城である」という、より強固な安心感があります。
また、耐震性の高い新しい家や、セキュリティのしっかりした家を求めるのは、
まさにこの安全欲求を満たすためです。
社会的欲求(愛と所属)と「焚き火の記憶」 次は「家族と仲良く暮らしたい」
「地域社会と繋がりたい」という欲求です。
ここで少し、想像してみてください。太古の昔から、人間は暖かい焚き火を囲み、
家族と共に食事をとり、身を寄せ合って暖をとってきました。
暗闇や寒さ、外敵から身を守りながら、揺れる炎を見つめて食事をする。
その安心感と団らんは、私たちのDNAに深く刻まれた「幸せの原風景」なのだと思います。
現代において、その「焚き火」代わりになるのが、明るいリビングや温かい食卓です。
「家族団欒ができる広いリビングが欲しい」と願うのは、単に部屋の広さが欲しいわけではなく、
太古から続く「火を囲んで安らぎたい」という本能的な願いなのかもしれません。
家は単なる箱ではなく、家族の絆を育み、思い出を刻む場所だからこそ、人は家を求めます。
承認欲求(認められたい) 「一国一城の主になりたい」という言葉がありますよね。
家を買うことは、社会的信用を得ることでもあり、「一人前になった」という自信にも繋がります。
これは立派な承認欲求の現れです。友人や親戚を新居に招く時の誇らしい気持ち、
これも購入の大きなモチベーションになります。
自己実現の欲求(自分らしくありたい) そして最後、頂点にあるのが自己実現です。
「広い庭で本格的なガーデニングをしたい」「ガレージで愛車をいじりたい」
「防音室で思い切りピアノを弾きたい」。 これらは、単に住むだけでなく、
自分の才能を発揮し、人生をより豊かに楽しむための欲求です。
注文住宅でこだわりを詰め込むのは、まさにこの自己実現のためと言えるでしょう。
まとめ こうして見ると、家を買うという行為は、単なる「住居の確保」ではなく、
人間としての根源的な「幸せになりたい」という願いを叶えるための行動なんですね。
もし、あなたが今「家が欲しいな」とぼんやり考えているなら、
それはあなたの心が「次のステージに行きたい」「もっと自分らしく生きたい」と叫んでいる
サインかもしれません。
そんな心の声が聞こえたら、ぜひ私たちにご相談ください。
あなたの欲求を満たす最高の物件探し、全力でお手伝い致します。
校長代理のハッピーでした!