🐯こんにちは! 大村市の初心者向け不動産学校、校長代理のハッピーです🏫✨
今日のテーマは、「特徴を出すことの落とし穴」と「リピーターの重要性」です。
もし皆さんが、飲食店や八百屋さんを始めるとしたら、どんな商品をメインにしますか?🍳🍅
多くの人は、他のお店と差別化しようとして、こんな風に考えがちです。
「どこにも売っていない珍しい野菜を作ろう!」
「一度食べたら驚くような、超高級な料理を出そう!」✨
確かに、珍しいものや特徴的なものは話題になりますし、単価も高く設定できます。
でも、ここには大きな落とし穴があるんです🕳️💦
例えば、「見たこともない珍しい野菜」を1個1,000円で売ったとします🥬
お客様は「へぇ、面白そうだから一回食べてみよう」と買ってくれるでしょう。
でも、その次はどうでしょうか?🤔
「美味しかったけど、高いし、毎日食べるものじゃないよね。一回で満足したわ」
となってしまい、二度と来店してくれない可能性が高いのです🙅♂️
こうなると、お店側は大変です💦 リピーターがつかないので、
毎日毎日、広告を出して「新しいお客様」を探し続けなければなりません。
これを「集客コストが高い」状態と言います📉
一方で、「普通のおにぎり」や「大根」「白菜」といった、どこにでもある商品はどうでしょうか🍙🥕
単価は100円や200円で、安いかもしれません。
でも、味がおいしくて値段が手頃なら、お客様は「毎日」買いに来てくれます。
「あそこのおにぎりは飽きない味だよね」😋
「あそこの大根は安くて新鮮だから、煮物にしよう」🍲
こうなると、1回あたりの利益は小さくても、1年、5年、10年と通い続けてくれることになります。
お客様1人が、一生のうちにそのお店に落としてくれるお金の合計額のことを、
専門用語で「ライフタイムバリュー(LTV:顧客生涯価値)」と言います💰✨
数字で比べてみましょう。
🔸珍しい商品: 1回1,000円で終了(LTV=1,000円)
🔸毎日の商品: 1回200円 × 年間100回来店 × 10年(LTV=20万円)
どうでしょうか?😲 長い目で見れば、特徴のない「いつもの味」「いつもの野菜」を売る方が、
圧倒的に安定した売り上げにつながります📈
しかも、常連さんが増えれば、高い広告費をかけて新しい人を集める必要もなくなります🙆♀️
不動産業も同じです🏠
一度きりの高額な手数料を狙って無理な営業をするよりも、
「困ったときはあそこの不動産屋さんに聞けばいいよ」 と、
地域の方に長く頼りにされる関係を作ること🤝
家という商品は頻繁に買うものではありませんが、
信頼という「毎日の味」を提供することで、ご紹介やリピート(住み替え)に繋がっていくのです🔄
これからビジネスを考える際は、
「一発屋で終わる商品か?」 「毎日でも飽きない商品か?」
という視点を持って、ライフタイムバリューを意識した商品開発をしてみてくださいね🌱
それでは、今日の授業はここまで。 また次回、お会いしましょう!👋
🐯ハッピーの世の中ウォッチング🐯
最近、動画配信サービスや音楽アプリなどの「サブスク(定額制)」が人気ですよね📺🎵
あれもまさに今回の話と同じで、「CDを1枚売って終わり」ではなく、
「月額料金を何年も払い続けてもらう」ことで、
ライフタイムバリューを最大化するビジネスモデルなんです🔄
毎月数百円でも、それが1万人、100万人となればすごい金額になります💰
「長く愛される仕組み」を作った人が、ビジネスでは最強なんですね!👑
出典元情報 本記事は、一般的なマーケティング理論(LTV:Lifetime ValueとCAC:Customer Acquisition Costの関係)およびリテンションマーケティングの考え方を参考に作成しています。