長崎県の中心に位置する大村市は、交通アクセスに優れた住みやすい街で、長崎市・佐世保市のベッドタウンとして発展してきました。
さらに豊富な自然が楽しめ、地価が安いといった様々な魅力があるため、人口は50年以上連続で上昇しています。
そんな大村市が持つ魅力の一つとして「海が近いこと」があげられます。
特に大村市の西側では、大村湾という湖のような内海を眺めることができるため、海が好きな方にとっては魅力的なエリアに感じられるでしょう。
そこで本記事では海に囲まれたエリア、大村市の不動産の魅力を解説します。
大村市には海が見えるエリアがある
大村市の不動産の中でも、海が見えるエリアが特に人気があります。海の近くに住む主なメリット・デメリットを以下にまとめます。
海の近くに住むメリット
海の近くに住んでいると、毎日のように美しい景色が堪能できるため、仕事で疲れた心をリフレッシュさせたり、アウトドアを楽しんだりすることが可能です。
歩いて海に行けるエリアであれば、いつでもマリンスポーツを楽しめるので、海に関わる趣味がある方にとってはベストな環境といえるでしょう。
また、子どもがいるファミリー世帯にとっては、親子で海へ出かけて海水浴をしたり、砂浜で遊んだり、様々な楽しみ方が見つけられます。
さらに大村市は漁業が盛んなので、海の近くに住んでいれば、とれたてのクルマエビ、ナマコ、ヨシエビ、イワシ、カキを新鮮な状態で食べられます。
飲食店はもちろん、スーパーでも新鮮な魚が入手できる点は、都心にはない大きな魅力といえるでしょう。
海の近くに住むデメリット
一方、海の近くに住むことによるデメリットも存在します。
まず日常生活においては、強風に悩まされるケースが多いでしょう。これは建物が少なく風を遮るものがないのが理由です。
また、潮風による「塩害」も問題になります。塩分を含んだ潮風が吹き付けると、建物の外壁や車、自転車などの劣化の進行を早めたり、サビを発生させたりする原因になるため、定期的に洗浄をするなどして、対策を取る必要があるでしょう。
最後に津波などによる自然災害です。自然災害は防ぎようがないものなので、特に津波については、事前に津波ハザードマップを見るなどして、災害が起こったときの避難行動を頭に入れておくことが大切です。
大村市で海を楽しめるレジャー施設
大村市には海沿いの観光スポットがあります。以下に代表的なスポットを3つ紹介します。
松原海水浴場
松原海水浴場は大村市内に唯一ある海水浴場です。
駐車場、シャワー、トイレ、更衣室、休憩室が完備されていて、無料で使えるので気軽に海で遊ぶことができます。
大村駅が近く、車や電車でアクセスしやすい点も人気の一つです。
波が穏やかで比較的安全なので、地元の幼稚園や小学校の団体でもよく利用されています。
松原海水浴場 | ながさき旅ネット
ガラスの砂浜
ガラスの砂浜は長崎空港へ架かる橋の手前、森園公園の近くにある観光スポットです。
2016年に長崎県が大村湾のゴミの再利用と水質改善のため、廃ガラス再生砂を用いて造成した浅場で、天気のよい日に行くとガラスがキラキラと輝きます。
「SDGs(持続可能な開発目標)」の観点からも注目されているほか、最近ではインスタ映えする場所として有名です。
なお、ガラスの砂は丸く削られていますが、安全のため素足での立ち入りは禁止されています。
ガラスの砂浜 | ながさき旅ネット
森園公園
森園公園は約4.8ヘクタールの敷地を誇る大村湾に面した代表的な公園です。
大村湾の潮風を感じながら長崎空港や海岸に沈む夕日など魅力的な風景を眺められ、長崎では有名なロケ地として活躍しています。
芝生の広場が広がっており、食のイベントや野外ライブなどのイベントなどにも利用されるほか、ガーデンニングや緑に関する内容で利用される施設「緑のふれあい館」も人気があります。
同じ敷地内に「ガラスの砂浜」があるため、砂浜と公園の両方を楽しむことも可能です。
森園公園|大村市
まとめ
大村市は交通の便が整っており、都市化が進んでいながら、広大な自然、豊富な農産産物や海の幸も備えています。
都会と田舎の両方の魅力をバランス良く感じられる地域といえるでしょう。
海に面しているため、美しい風景やマリンスポーツを毎日楽しめる環境を手に入れることも可能なので、海の近くに住みたいと考えているは、ぜひ検討してみることをおすすめします。
もし大村市で住宅の購入を考えている方は、出張ふどうさんの「カンタン物件検索」をご活用ください。
「カンタン物件検索」では、物件種別や駅までの距離など簡単な情報を入力するだけで、大村市の土地・建物の情報を知ることが可能です。
オススメ物件情報も随時更新していますので、どんな物件を購入すべきか具体的に決まっていない方も、ぜひ閲覧してみてください。