大村市では空き家対策の一環として
空き家の所有者または税金を納めている方に
直接空き家対策の冊子を送られています。
今年で2回目になるそうです。
当社も空き家についてはご相談を
たくさん頂くのですが
接道状態が良くなくて車が入れない、
解体しても売却できる見込みがない、
田舎過ぎて解体費用の方が高くついてしまうなど
どうすることもできない案件が多くあります。
空き家問題の解決には
戸建の建物であれば何軒所有しても自己居住用の住宅と
同じで税金の軽減を行えばどうかと思います。
例えば自己居住用に比べて賃貸などの事業用で戸建を所有する場合は
不動産取得税の軽減や住宅ローン控除などの優遇がありません。
(住宅ローンではなく金利の高い事業用ローンしか使えない)
古い空き家を購入してリフォームして貸したい、
田舎であれば別荘として購入したいという
ご要望もたくさんあります。
ずっとそこに居住するとなれば駐車場が必要ですが
別荘や賃貸にする目的であれば必ずしも駐車場が
必要ではないケースもあります。
ちなみに中古の建物を不動産業者が買取をして
リフォームして販売をする場合に
不動産取得税の特例措置や購入される方の
登録免許税の軽減もありますが
大幅なリフォームを行った物件のみが対象となり
ほとんど適用されていないのが現状です。
空き家だった物件の2軒以上の所有、
優遇などが適用できれば空き家問題も
もっと解決できるのではないでしょうか。