おとり広告とはすでに成約している物件や
お客様へご紹介できない物件を広告掲載し
お客様からのお問合せを獲得する方法です。
この場合、単純に広告の消し忘れ、商談中の場合もあり
本当の意図したおとり広告なのか、
ただ古い情報を削除しわすれているのか見極めが難しいところです。
不動産の場合、契約前に住宅ローンの審査や住宅診断など
されることが多くなっており、
審査や診断の結果など契約に至る前に不確定要素が
たくさんあります。
そのため商談中という言葉を使い
仮申し込みが入っていますがまだ確定していないので
2番手、3番手のお申込みを頂ける状態にしておくことが
一般的でした。
その方が売主様としても1番手の方がキャンセルになった場合も
スムーズに次の方とのお取引ができます。
仮申し込み(買付)が入った段階で広告や宣伝を完全にストップしてしまうと
キャンセルが出てから、再度広告や宣伝を開始するとなると
時間もかかりますし、不動産会社としてもコストがかかります。
しかし、最近の流れとしては買付が入り商談中の段階でも
広告を出すとおとり広告とみなされ規制が入ってきているそうです。
(某ポータルサイトの担当者情報です)
そうなってきますと今度はローンの審査や住宅診断の結果が出て
契約が完全になった状態でしか
物件を押さえることができなくなってしまいます。
ローンの仮審査が通ったけど欲しい物件が買えなかった、
費用を出して住宅診断をしたけど先客がいて買えなかったという
ケースも増えてくるかと思います。
個人的な考えですが、おとり広告とはおとり物件に問い合わせを行った
お客様へ他にも良い物件がありますと他の物件に誘導したり、
個人情報を聞き出したり、来店を促したりするから
大きな問題になるのだと思います。
それと未公開物件サイトと宣伝しながら
会員登録をしてみると全部レインズやポータルサイトなどで
公開されている物件情報ばかりだったという
ケースが結構あります。
これはおとり広告にならないのでしょうか?
おとり広告を考える
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