私も含めて、不動産を入手して、
数年後脱サラして大家になる人は沢山います。
サラリ-マンをしていても、
目先の利く人は不動産投資をはじめ様々なことに着手しています。
そういうことをする人は、
同じようなことをしている人が自然とわかり、
情報を交換することを行っているので、
色んな大家さんの形を見ています。
一番良いのは、所有不動産を沢山持っていて、
その賃料がサラリ-マンの給料の数倍になっている場合になります。
会社員としての身分を続けるのも悪いことではないですが、
自分の為に時間が使えるという贅沢な生活を手に入れるのは、
大家さんになることです。
ただ、そういう人はまれで、七割程度の人が、
ロ-ンを組んでやっと手に入れた賃貸不動産を、
人が入らないことでの賃料が入らないことで
手放さざるを得ないということになっています。
失敗する脱サラ大家に共通していることがあります。
それは物件選びの時に、自分の頭で十年先に
その物件がどうなるかを考えていないという事です。
あるいは、業者の言いなりで、
知恵を付けずに物件を購入した人が大半です。
私が購入して売却した物件は、
ファミリ-タイプのマンションとワンル-ムマンションでした。
購入するときに賃借人がきちんとつくかだけは、
確認して入手しました。
売却は、ある不動産会社に
依頼して進めて2ケ月で買い手が付きました。
ファミリ-タイプの方は、ロ-ンの残額を返済して
500万円ほど現金が手元に残りました。
ワンル-ムの方は、
200万円ほどしか手元に残りませんでした。
売却した理由は、周辺の再開発で古い物件になってしまい、
確実な賃料が入ってこなくなる懸念があったからです。
賃料がずっと入ってくる間は、
不動産は所有するべきだし、
そうでなかったら早く手放すのが王道のやり方でしょう。