金利は、物価と同じで借りたい人(需要)が増えれば上がります。
逆に貸したい人(供給)が増えれば下がります。
では、この需要と供給は左右するのは何かというと
景気が関係しています。
景気が良くなると物が売れるようになり企業は生産を増やすため
設備投資を行います。
設備投資の際に資金調達が必要になり、需要が増えますので
金利が上がります。
景気が悪くなると物は売れなくなり、企業は生産を控えますので
設備投資のための資金調達需要が低くなり、金利も下がります。
簡単に言うと上記のような説明になります。
もう少しつっこんで説明すると
例えばフラット35の金利は、以下の3つで構成されます。
フラット35(買取型)住宅ローン債権を投資家へ売却することで
資金調達しており、
①この証券を購入した投資家に支払う利息、
②住宅金融支援機構の事業運営費、
③民間金融機関の取り扱い手数料(サービシングフィー)で
金利が構成されています。