住宅には一戸建て、マンション、アパートなどさまざまな種類があります。

理想の住まいは住む人の好みによって異なりますが、地域によって人気が分かれる傾向があります。

また、不動産永遠のテーマともいえる「持ち家vs賃貸」も、住む地域の土地価格などを考えたうえで判断することが大切です。

そこで本記事では大村市で戸建てがおすすめな理由について詳しく解説します。

大村市の住まいの傾向

大村市は一戸建て住宅が多く、また持ち家比率が高い傾向にあります。具体的なデータをもとに解説します。

最新の持ち家比率

大村市に住む人の持ち家比率を知るためには、総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」を見る方法があります。

以下は長崎県内の主要地域の持ち家比率です。

市区町村持ち家比率(%)
長崎市58.5
佐世保市56.8
諫早市64.6
大村市62.9

一般的に都市部より地方のほうが持ち家比率が高くなる傾向がありますが、大村市の持ち家比率は特に高いことがわかるでしょう。

なお、大村市の不動産事情や必要予算については、以下の記事で詳しく解説しています。

大村市の不動産事情を解説!一戸建てが多い?必要予算は?

大村市で持ち家購入がおすすめできる理由

以上のように大村市では持ち家比率が多い地域ですが、最近では賃貸に住み替える方も増加傾向にあります。

しかし、大村市では今、住宅を始めとした不動産が買い時といえる状況です。

以下にその理由を3つ解説します。

人口が50年近く連続で増加している

大村市は人口の数が50年近く連続で増加しています。

地方の人口流出が社会問題となっており、長崎県でも人口が減少傾向にある中で、非常に珍しいケースです。

人口数は不動産の価値に大きな影響を与えるため、購入した住宅の土地価格が急に目減りするリスクは少ないといえるでしょう。

なお、国立社会保障・人口問題研究所が、2018年に発表した「大村市の人口の見通し」では、2020から2030年の10年間で、大村市の人口はほぼ横ばいになると予測されています。

日本は今後少子高齢化がさらに加速するため、将来的には減少に転じる可能性もありますが、少なくとも当面の間は大村市の人口が大きく減少することはないものと推測されます。

新駅が開発されたばかり

2022年9月に新大村駅が開業しました。

新大村駅の周辺は大村市が推進する「新大村駅前市有地開発事業」により、複合施設の開発事業が始まっています。

新大村駅前市有地開発事業で計画されている施設は、2024年秋の竣工を目指しており、今後さらに注目が集まる都市となるでしょう。

商業施設が整えば、生活の利便性が向上して住環境が良くなるだけでなく、土地価格が上昇し、所有する住宅の資産価値が上がる可能性もあります。

なお、新大村駅の魅力や開発状況については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

大村市の玄関口「新大村駅」の魅力とは?周辺の開発状況も紹介

自然環境が豊かにある

大村市は交通の便が整っており、都市化が進んでいながら、広大な自然環境を楽しめる地域です。

そのため、子育て世帯などが住む地域としても最適といえます。

特に大村湾に面した場所や、山間部の近くは自然を楽しみたい方にとって、おすすめできるエリアです。

戸建て住宅に住めば、家の庭を利用して家族でバーベキューを行ったり、花火をしたり、さまざまな娯楽を満喫できます。

また、豊富な農産物や海の幸も備えている点もメリットです。

もし海の近くに住みたいと考えている方は、以下の記事を参考にしてください。

海の近くに住みたい方必見!大村市の不動産の魅力を解説

マンションも期待できる可能性あり

大村市では戸建て住宅の人気が顕著ですが、マンションも今後は期待できます。

特に新大村駅周辺に建設予定の分譲マンションは、注目の物件です。

また、高齢になった方がセカンドライフを営むうえで、戸建てからマンションへの住み替えをする方も増加傾向にあります。

もしマンションの新築情報などが知りたい方は、お近くの不動産会社などへ相談に行くことをおすすめします。

まとめ

大村市は戸建てが人気のエリアです。

賃貸への関心も高まっている中ですが、人口の増加や新大村駅周辺も開発が進む点を考えると、今の段階で戸建て物件を購入することは、時期的にメリットが大きいといえるでしょう。

また、都市と地方の両方の利点を備えている地域なので、利便性と自然のバランスが整った場所に住みたい方に、特におすすめできるエリアです。