住宅ローンを組んで不動産を購入した場合、
入居時期により住宅ローン控除を受けられます。

住宅ローン控除の概略は年末の借入残高の1%、
期間は10年です。

昔は住宅ローンの借入金利が高かったので、
繰上返済出来る余裕が出来たら
早めに繰上返済した方が得でした。

しかし、例えば変動金利0.5%で2,000万円借りた場合、
概算ですが、1年間の返済利息は2,000万円×0.5%で10万円、
一方で想定される年末残高が1,800万円程度に減少していても、
住宅ローン控除はその1%である18万円受けることが出来ます。

つまり18万円-10万円=8万円となり、
そのまま返済していた方が、
8万円多く住宅ローン控除を受けられるのです。

そしてその間に繰上返済用の資金を貯蓄し、
住宅ローン控除が終わった11年目以降に
繰上返済すると効果的です。

なお、住宅ローン控除が終わると関係ありませんが、
住宅ローン控除は年末の残高で判定されます。

つまり1月に繰上返済するのが、
住宅ローン控除も最大限利用出来る訳です。

参考にして頂けますと幸いです。

*お客様より投稿頂いた体験です。