若いころは都会志向が強く多くの人が行き交う街で
暮らすことに憧れていましたが、
40代に入ると徐々にその考え方が変化していきました。

50代に突入した今では、
リタイヤ後に田舎で暮らすことを夢見ています。

私の好きな釣りが堪能できる場所つまり川や海に近いこと、
そして野菜などを育てある程度は自給自足が可能な場所で
のんびりと余生を送るのが理想です。

田舎に住んでいる方からすれば
「そんなに甘くないんだよ!」と叱られるでしょうが、
人が少なく自然に囲まれた場所で水や土を触ることこそが
人間の本来の姿だと思うのです。

DNAに刻み込まれたその本能が、
歳を重ねるごとにカミングアウトしているのではないかと
感じています。

おばあさんは川へ洗濯に、
おじいさんは山へ芝刈りに……
小学生の頃、日本昔話で聞いたあのストーリーを
今になって憧れるとは面白いものですね。

老後は静かにのんびりと暮らしたいと考えるのは、
それだけ現代社会にストレスが多いということなのかもしれません。

*お客様より投稿頂いた体験です。