月収30万円の会社員であったが、
不動産を入手して、売却益か賃料益かを手に入れて、
ゆくゆくはオ-ナ-業一本でゆくことを計画していました。

最初にワンル-ムマンションを数戸購入して、
確実に賃借人を選ぶ物件にすることに非常に注力しました。

入居率の低いマンションは要注意です。

またその周辺の同種の物件の状況も大切です。

賃借人は、基本的に
①安い物件 ②新しい物件の方に流れます。

これは、水が下に流れるのと同じで、
大抵の地区の絶対のル-ルではあります。

私はそのあたりは先輩に教えてもらい
何とかサラリ-マン大家のスタ-トを切ったのでした。

ただ、そのあと少し調子に乗って、
少し古いアパ-トを入手することにしました。

ワンル-ムマンションの時も何とか賃料と少しの持ち出しで
ロ-ンを返済できていましたが、
アパ-トの時は数千万円の借金をして
物件を入手することになりました。

賃借人がきちんと入るかということは、
基本的に確認をして行動を起こしたのですが、
その読みが少しはずれたのでした。

元々の物件が古かったのですか、
毎年古くなっていくにつれて、
賃借人が入らなってきたのと、
補修費がかなりかさんできたということが発生してきました。

賃料が全て補修費に回さないといけない状況が
2年近く続いたので思い切って決心をしました。

近くに空き地に新しいマンションができるという情報が
懇意にしている不動産屋からはいったこともあり、
思い切って10年近く所有していたアパ-ト(12戸)を売却しました。

売却益は当然なく、売れた金額をそのまま借りていた
ロ-ンの残額に充てると300万円ほどしか
手元に残らなくて何をしていた事かという気持ちになったのは、
3年前のことでした。

売却を依頼したのは、
地元の情報をいろいろ流してくれる不動産屋でした。

どこかの会社の寮として今は使われています。

不動産屋に親身で相談に乗ってくれる人を作っておくことは
本当に大切かと思います。”

*お客様より投稿頂いた体験です。